入管収容施設問題を考える

読者からのお便りコーナー

革手錠の使用自体が問題のはず

rimaさんからのお便りです。


近頃刑務所や警察内での暴行、入管のとんでもない仕打ちについて最近非常に腹がたっています!

こんにちは、朝日新聞の記事内のコメントを見て、このサイトにたどり着きました。まとまりない感想ですがお許し下さい。

入国拒否について

 私には外国人と結婚している家族がおり、他人事ではありません。その人が海外に行くたびに、無事に再入国できるか本当に心配です。 このサイトを見て、警備員は私企業の従業員、そしてその契約先は航空会社だと初めて知りました。国に対してはもちろん、これを見てみぬふりをしている航空会社にもあらためて腹が立ちます。あの警備会社との契約先に名前の上がっていた企業は二度と利用したくありません(氷山の一角だとは思いますが)。

  国のやり方を変えさせるのは時間がかかると思いますが、別の方法として、例えば一端を担っている航空会社に抗議メールを送る方法もあるのではないでしょうか。日本の企業にはあまり期待できないかもしれませんが、人権問題に敏感な欧米の会社から何らかのアクションが期待できないでしょうか。

医師不在の入管

  また、新聞の報道で東西の入管で医師が不在(依願退職?)とありましたが、私は不自然だと思いました。ほぼ同じ時期に両方の入管で医師が辞めるとは?その医師に話を聞ければいいのでしょうが、難しいのでしょうか。

NHK「クローズアップ現代」に失望

 12月3日、NHK「クローズアップ現代」で刑務所での暴行について放送がありました。が、その内容には全く失望しました。まず「名古屋での暴行事件の概要」「10日間の取材に基づく東京の刑務所の実態」が放映され、ナレーションや取材記者のコメントの中で「名古屋では革手錠を現場の判断で使っていたことが問題」「東京の刑務所での取材中、(刑務官の行為として)いきすぎた点はなかった」「受刑者が急増し(グラフで説明)現状の人数では対応しきれなくなっている」と語られました。「いきすぎた点がなかった」とは具体的にどうだったからそう結論づけたのか、さっぱりわかりませんでした。

 つまりこの番組のメッセージとしては「名古屋の件は特殊な事例で、最大規模の東京の刑務所でも問題はない」「刑務官は悪くない」「受刑者の急増にシステムが対応しきれていない」といったところでしょうか。

 確かに刑務官を悪者にするのは問題のすり替えですが、どんな理由、状況であれ「革手錠の使用自体が問題」なのにそこには全く触れられませんでした。

 また、刑務官の業務の取材の中で、外国人受刑者に言葉が通じず刑務官が困っている様子が放映されていました。これは放映を見た印象では「日本に来て犯罪を犯す外国人が多くけしからん、それが刑務官の負担をふやしている一要因」とも受け取れる内容でした。

  しかし意志疎通ができないのは、外国人受刑者のせいでも、日本語しかできない刑務官のせいでもありません。解決に必要なのは通訳を用意することであり、それが予算やシステム上できないならそれこそが問題なのです。

 個人的な意見ですが、番組自体、行政が言いたいことを伝えるために作らせたという印象を受けました。今までこの番組はなかなかいいと思っていましたが、こんなものを流すとはがっかりです。予算を国会で通さないといけない放送局ですから仕方ないかと思いましたが、自分の聴取料がこんなことに使われたと思うと腹が立ちます。考え過ぎだという方もいるでしょうが、私はその後非常に気分が悪かったです。

(以上2002年12月4日)

革手錠

Oさんからのお便りです。


名古屋刑務所の事件

 先日、名古屋刑務所の職員が逮捕されました。 「革手錠」という、拘束具についても、なんら彼らは 疑問を持たず、 常用していたらしい。 人権という言葉とは、無縁の世界。更生の道を探すための場所として、日本の刑務所は位置づけられているはずです。 それが、職員達の、うさばらしの場に使われているのが、 おそらく現状だと、改めて実感しました。

 入管もまた、同じ、法務省の管轄です。 特に、言葉の壁のある外国の方の収容は、 そして、(アジアの方は)、職員にとって、うさばらしの いい餌食にちがいありません。彼らが苦しんで、自分達が優位に立つことが、 人生の楽しみにきっとなっているのでしょう。

 刑務所問題の記事を読んだとき、入管はそれよりも、ひどいに違いないと、心配になりました。人権という感覚は、入管の職員からは一切感じられません。

乳幼児の収容

乳幼児の収容について)赤ちゃんを守るために、お母さんは必死だったと思います。 病院にいくことを、遅らされた事実は、本当に許しがたい。乳児医療は、一刻をあらそう場合が多いのです。 体が小さいので、一瞬の遅れが、簡単に命取りになります。私には、二人の娘がいるので、子育てをするお母さんの気持ちが本当に、痛いほどわかります。赤ちゃんの体に発心がでたり、お風呂にいれることもなかなかできなかったり。また、帝王切開の傷が膿んでも、専門の医者に見せなかったり。

女性の立場で、絶対に、この問題は許せない!!!!!

このような事実を、もっと、一般の方に伝えていくにはどうしたら、いいんでしょうか。

マスコミなどを使って、刑務所問題から、入管の問題に、話を波及させることは、できないのでしょうか?

(以上2002年11月13日)

NHK「クローズアップ現代」はネオナチの主張を代弁?

Tさんからのお便りです。


10月31日、NHKクローズアップ現代 「不法入国300万人、今欧州で」をごらんになったでしょうか?

あまりにもひどいあつかいに、だんだん腹が立ってきました。 ヨーロッパが、しだいに外国人排斥の傾向が強まっている、ということなのですが、そのあつかいがむちゃくちゃでした。

むちゃくちゃな点を要約すると

(1)仕事を求めての移住者と、難民を完全にごっちゃにしたあつかいで、難民=不法入国者、といわんばかりのあつかいでした。(ちゃんと当事者〜難民申請者〜の事情は取材していましたが、ナレーションの説明が、まったく両者の区別をしていませんでした。)つまり移住労働者 の流入と、難民の流入をきちんとカテゴリーを分けて取り扱っていないのです。

(2)最後のまとめがさらにむちゃくちゃでした。・・・ヨーロッパには、「個人の尊厳や人権」を大切にする考えと「国家主義、拝外主義」的な考えとの対立がある。いままでは前者が勝っているが、「難民=不法入国者」の流入とともに、しだいに後者の主張が強くなってきている。このまま放置すると外国人による犯罪も増えるし、ネオナチも台頭するからなんとか不法入国者対策をしなければいかん。日本も他人ごとではない。・・・・・という本末転倒なまとめ。

おいおい!ネオナチの台頭を恐れて、おまえがネオナチになってどうする・・・

(以上2002年11月5日)

日系中国人の仮放免について

 鍛治致さんよりのお便りです。 


 こんにちは。

 偽名旅券(中華人民共和国の旅券)で入国し、2000年1月に摘発され、退去強制令書を発付された上で、牛久の入管に収容されていた「中国帰国者」あるいは「日系中国人」である青年男性(父親は日本人・母親は中国人)が、この1月仮放免されました。

 本件について日中友好団体のSさんの許可を得てここに御紹介します。

 さて、退去強制令書の発付を既に受けているにも関わらず、大村や牛久や茨木の入管から出てこられた人は鍛治が知る限りこれで4人目です(他にもっとこのような事例があればぜひ教えて下さい)。なお、前の3人は、やはり本件と同じく「中国帰国者」あるいは「日系中国人」の青少年でしたが、不法入国を幇助したということで、退去強制令書の発付を受けていた人達でした。

 この男性は、日本人を父親として生まれた子ですから、国籍法上は誕生した日から今日まで一貫して日本の国籍を有していることになります。ただし、彼の父親は日本国民としての義務(息子の出生を届け出る)を(やむをえぬ理由により)果たせませんでした。そのようなわけで、彼は国籍法上の日本人であるにもかかわらず、戸籍上は外国人になってしまっているのです。

 法務省は一貫して「日本の国籍の有無は日本の戸籍の有無で確認する」「外国政府が発行した旅券で入国しようとする以上、その人は外国人。外国人用の上陸審査も受けてもらうし、外国人登録もしてもらう」という態度を取っているようです。

 しかし、以上の原則は単なる慣例ともいうべき性質のものであり、明文化された法ではありません。入管法には「第2条二 外国人 日本の国籍を有しない者をいう。」と書かれているのであり、「第2条二 外国人 日本の戸籍を有しない者をいう。」とは書かれていませんし、「第2条二 外国人 外国政府の発行した旅券を用いて入国する者あるいはしたものをいう。」とも書かれていないのです。

 本件で当該男性を仮放免した理由について、入管は「日本国籍どうこうという問題とは関係ない」と何度も強調しているようです。しかし関係者によれば「そう何度も強調してくるところがかえってあやしい」とのことです。

 中国帰国者支援団体は、日本人(しかも病気の日本人)を1年間も収容した入管の責任をこれからも追及していくそうです。

 外国人とはいったい誰のことなのか??これは戦後、外国人登録令が成立して以降、日本の外国人管理行政が一貫して抱えてきている、一つの「爆弾」なのかもしれません。 

(以上2001年3月31日付) 

子どもの入国拒否

 はじめまして。妻が外国籍のサラリーマンです。

 先日、妻の知り合いの子供(10歳に満たない女の子)が日本に来るとのことで、成田に迎えに行ったところ、その子の母親は日本で不法滞在している理由で、入国が許可されませんでした。入管が言うには母親は犯罪者だから、その子供も同罪との事でした。入国特別審査官は、子供は何もしてないのに犯罪者扱いし、おまけに母親のことを、侮辱し、嘘をでっあげ、事実無根の調書を作り、強制送還しました。その子はひどく傷つき、終始泣いていました。自分の子供でないにしろ、とても心が痛みます。子供には母親に会う権利は、ここ自分の祖国では認められてないのでしょうか?

 先日コロンビアへ出かけた際に、DASの某職員とお話をさせていただきました。彼らの話では、子供一人だけで日本へ旅行する場合、今までは、親の承諾書があれば、出国を認めていましたが、日本の入国審査官による、年少者には絶えられない程の心無い取調べや精神的な虐待を受けた為に起こる精神障害を訴える子供(強制送還)が多いため、日本行きの子供には特別な事情を除き、出国は許可していないとのことでした。「現地(日本)では、日本人の身元保証人が居るにもかかわらず、保証人の立会い無しに、10才に満たない子供に対して、日本の法務大臣に本件の異議申し立ての権利を言っても、理解すること自体、無理ではないか?」「異議申し立てなんて知っているのか?」「第一、日本の7歳の子供は、法務大臣がどんなもので、どんな仕事をしているのか、理解できるのか?」と、聞かれました。 全く、そのとおりだと思います。

子供に対し、大人と同じ扱い(しかも犯罪者扱い)をするのは、日本だけだそうです。

私は子を持つ親として、大いに憤慨しております。

(以上2001年3月4日付) 

海の向こうには分からない国がある(続)

以下Oさんのお便り

 敬愛する我が友、我が知り合いの方々へ、

 署名活動御協力有難うございました。2月6日の各紙で小さな項目で載せられているのはご存知だと思いますが、ヨンファさんは実は2月2日の裁判を受けることなく、2月5日に大韓民国にとりあえず受け入れられました。

 1月30日に私が某国会議員のお力添えで法務省の入国管理課の課長に直接、署名約、2000人分を提出してから約、1週間の間にイロイロなことがありました。これは詳しくは、私が今、発刊しているメールエッセイの「海の向こうには分からない国がある。」で キム ヨンファ シリーズとして書いていきたいと思います。

 さて、ヨンファさんはどのような身分で韓国に受け入れられたのかと言いますと、先ずは中国国籍者としての再入国許可を1年間与えられて、国籍や亡命者かどうかの身元審査を韓国法務省が行うそうです。

 ヨンファさんは今、韓国の元国会議員の家に居ます。何故かと言うとナンとその人と親戚関係になるそうです。じゃっ、ナンでってことになりますが、まアッ、いいじゃないですか、強制送還されて公開銃殺処刑されるよりは、98年に韓国の珍島、あの天童よしみの珍島物語、海が割れるのよ〜っ、の歌に出てくる島から日本の玄海灘の孤島、沖ノ島に小さな船でこっそり上陸して、4月19日に海上保安部に捕まってからの約3年間の日本での月日でした。その間にジャイアント馬場さんが亡くなりました。馬場さんの師匠はあの力道三、在日朝鮮人ですよ。在日から始まったプロレス業、あの肉体のぶつかり合いはまさしく、男と男の美しい世界です。ひとりの今の北朝鮮で生まれ育って日本へとやってきた男が多くのプロレスの弟子達を作り育てました。アントニオ猪木、亡きジャンボ鶴田、大分の部落出身で今の新日本プロレス社長の藤波辰巳、そして、在日韓国人で、プロレスの革命を起こした長州力・・。

 きっと、ヨンファさんは1年半位経ったらきっと日本にまた来るでしょう。これで命がつながったのだから、しかし、まだ正式に韓国国民として登録されたのではないので、油断大敵です。87年に北朝鮮を脱出して以来14年間の辛い逃避行でした。さあっ、ヨンファさん力道三に習ってこれからの新生朝鮮を再構築する為に活躍してもらいますよ。戦後日本が出来るのに力道三が貢献した功績は本当にでっかいのです。

 ヨンファさんはこれからの日本とこれから新しくなる北朝鮮との間できっと何かエエことをしでかしますよ。どうか、もう一度じっくりと日本に来て、日韓朝 関係業界における、猪木、馬場、鶴田、長州、藤波、天龍、前田、高田、武藤、橋本、蝶野、三沢、川田、佐々木を育ててくださいね。あっ、これはヨンファさんにいわなアカンことやっ。

 ということで、本当に署名に御協力してくださいまして本当に有難うございました。何故かプロレスが出てきてしまいました。今回の署名活動は長期戦を予定していたのですが、3分くらいで終わったような感じです。

 しかし、まだヨンファさんの祖国には難題、問題が山積みです。どうか、すぐ海の向こうではもっと苦しんでいる方々が大勢いますから、関心を持たれて、自由に行き来できる様にお祈りして頂ければ幸いです。

 これからも特に朝鮮半島問題に関心を持って無理をしないで出来る事をして行きたいと思います。どうか、ヨンファさんの後ろには、影には、何百人もの人が不本意に死んで行った事を忘れないでください。そんな方々の分まで、きっとヨンファさんは母国の為に大きな夢を持って何かを実現させる大きな原動力であることを願って止みません。

                              感謝と祈りと、

(以上2001年2月9日付) 

海の向こうには分からない国がある

 入管問題調査会は特定の国の、特定の政治的な立場に賛同したり、反対したりする立場を持っていません。ただ主張はどうあれ、その国にいる ことで迫害を受ける可能性がある人で、日本に庇護を求めてやってこられる方を、難民として受け入れることを積極的にやるべきだという立場 です。

 朝鮮半島に思いを寄せるOさんから以下のようなお便りをいただきました。

2001年1月6日、管理人記す



以下Oさんのお便り

  日本に居る皆様

 海の向こうは多くの日本人にとって太平洋の向こうです。

 アメリカ合衆国ですね。日本海の向こうのにはシベリヤ、朝鮮 半島があります。まだ私達にとって一般民衆の暮らしが伝わって来ない国があります。そうです、朝鮮民主主義人民共和国です。

 かつての日本のようにまだ個人崇拝を行っている国です。クリスチャンの私にとってはこのような偶像崇拝で無知かつ無垢な民衆を徹底洗脳して毛のない意志を歪曲されたサル状態にしている事を思うと本当に情けなくなってしまいます。何も出来ない私達にとってできる事はもう、一つしかありません。そう、ただ毎日祈ることです。

 韓国人を妻とした私にとって更に朝鮮半島が身近になったのです。妻の兄は教会の牧師で北朝鮮からの脱出者の援助活動をしています。今回或るひとりの亡命者と会うことが出来ました。

 北朝鮮の一般の方達は日本が天国のような国だと知っていると言っていました。決して日本に対しては敵意なんて持っていないそうです。えーっつ、日本が天国だって、アホ抜かすなっ。そう思えないようなご時世ですよね。この認識格差が誤解を生む原因となっています。

 21世紀は互いの生活習慣や風俗が良く分かるようになりたいものです。海の向こうに国に自由に行ける日をただ望むばかりです。

 人間とはどのように支配されるべきなのか?過去の国家の統治機構には必ずと言って良いくらいに何かしらの目に見えない何かの浸透力を背後にして来ました。人がつくった神なのか、人をつくった神なのか?

 この亡命者は金日成思想から完全に抜け出して信仰あるクリスチャンとなりました。人をつくった神を感じて知る事が出来たからです。

 一方の日本では相対評価主義と物質主義から抜け出すための効率主義で、ここ十年で多くの人のこころが内戦状態になっています。何をこころのよりどころにすれば良いのかが分からなくなっています。行った先で妙な親切にほだされてカルト脱出難航なんて日常茶飯事です。

 聖書についての批判がある方もいらっしゃると思いますが。一度、新約聖書から読んでみて、旧約聖書を読んで見てから批判をお願いします。読んでみてから批判してもらわないと説得力ないですよ。朝鮮半島の近代史、現代史を知っていくと、どうして韓国にあんなに教会があるのかわかると思います。日本の為に私は神社参拝を拒否したって言った韓国のおばあちゃんが忘れられません。時より妙に押しつけてくる熱情的裁き系のクリスチャンがいますがそれは大抵カルトか、あるいは自己流でやっているだけです。そういうのは裁いてはイケマセン。正論をいってシバいて下さい。

 新約聖書の使徒行伝の17章25、26節に、「神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界線を定めて下さったのである。 」

 とあります。ご飯に砂糖かけて食っても、蚕のサナギを食っても、良いじゃないですか。チャンと食べれば・・。殺しあうために境界線を作ったのではありません。本来、民族の違いは神が作成したと考えると民族争いの意味がなくなりますよね。自分で神みたいなのを恐れを駆使して造ってしまうからあかんのです。

 そして、やっと私達のようにフツーに相互の同意で日本人と韓国人が結婚できるようになりました。一昔前はどうだったでしょうか?口には出せないモノが漂っていたんですね。やっと、個人対個人で良いケンカが出来るようになりました。日本人だっ韓国人だっでケンカはあまりしなくなりましたよね。

 北朝鮮には出身成分と言って52階級の身分があります。江戸時代の士農工商、えたひにんよりスゴイ身分制度です。いやーっつ、俺なんかが向こうで日本人だと分かるともう最下層の階級ですよ。キリスト教を深く知っていくとこの言葉に会いました。

 新約聖書、コロサイ人への手紙三章の11節です、「そこには、もはやギリシヤ人とユダヤ人、割礼と無割礼、未開の人、スクテヤ人、奴隷、自由人の差別はない。キリストがすべてであり、すべてのもののうちにいますのである。」

 区別はしてあるけど、差別ではありません。そうです、教会にはどうしょうもないのが来る所です。行儀が良くて品行方正で異性を知らないなんてウソぶっこきです。あれは教会のなかの組織が勝手に作り出してしまった実は暗黙の合意事項のようなチンケな掟です。似たようなのばっかりが集まっては妙なのが来難いでしょうがっ。人に直接危害を加えかねないのでなければ教会にはもっと変なのが来て欲しい。

 そう、教会はいろんな人生の傷を負った人が何かに飢え乾いて来る所です。海の向こうにはそんな妻の同じ民族の人達がいっぱい居るそうです。玄海灘の向こうとは親密になりました。日本海の向こうとは本当に淋しいものです。

 2000年の1月3日に私は福井県の小浜市に居ました。日本海に向って何かを祈っている婦人を見ました。明らかに聖書を持っていました。何故かはっきりと北朝鮮のことで祈っているとビビビって来ました。それから、もう1年が経とうとしています。

 北朝鮮、韓国の相互訪問の政治決着のなかで無実の一般庶民の方々はどうなっているのか多くの韓国のクリスチャンがただ祈っています。

 日本だってひょっとしたら西と東に分断されていたかもしれないことを忘れないで下さい。

 北朝鮮は過去の日本を映し出す鏡です、キリストは未来の私達を映し出す鏡です。

(以上2001年1月17日付) 

夢は世界を旅することです

Al-salam aleikum! 夢は世界中旅行することです

 私は18歳の女の子です。世界中の国々の文化や言葉に興味を持っていて、夢は世界中旅行することです。特に中東は大好きな場所です。中東の魅力は優しい人々とエキゾチックなイスラムの文化です。私はアラブ中毒と言っても過言ではないほど中東の国々に魅了されています。「中東は民族紛争している(またはテロリストがいる)危険な場所」と思っている日本人や欧米人は多いのですが、それはテレビの報道にすぎません。イスラム教徒のテロリストやサダム・フセインなどは一部の悪い人達で、多くのイスラム教徒は平和を愛する良い人達です。彼らはヨーロッパやアジアから来る旅行者にも心広くて優しいし、私が一番愛する人々でしょう。

ヨーロッパの空港ですぐに入国できる日本人と、日本の空港ですぐに入国できる欧米人

 ほとんどの欧米人は旅行で短期間日本に滞在するだけなので、不法 滞在する人はほとんどいません。だから日本の入国審査をすぐに通過できるのです。日本に来ている外国人の大半はアジア系で、欧米系の外国人はそれに比べればずっと少ないのです。だから欧米人が外国人問題に関わることはあまりないの です。日本の入国審査で長々と質問され続けるのはアジアや中東から来る人達です。なぜならアジアや中東から来た人達の不法滞在が問題になっているからです。私のトルコ人の友達も、日本の入国審査で1時間も質問され続けたそうです。質問の内容は「なぜ日本に来たのか」などです。彼は無事に入国審査を通り、日本で3ヶ月間旅行して楽しい思い出を作ったそうです。西ヨーロッパの経済大国 (イギリス、ドイツ、フランスなど)でも日本と同じように発展途上国から来た人達の不法滞在が問題になっていています。ヨーロッパの空港で日本人は入国審査をすぐに通過できるのに、中東やアフリカなど発展途上国から来た人達は入国審査が終わるまで時間がかかります。西ヨーロッパには北アフリカや中東から移 民・出稼ぎ労働者がたくさん来ていて、不法滞在するケースも結構あるのです。

 ヨーロッパ人が肌の色の濃いアフリカ人やアラブ人に恐怖感を抱いているのも事実です。そういうこともあり、ヨーロッパではアフリカ人や中東人は良く思われていません。日本でもそうです。ヨーロッパの空港ですぐに入国できる日本人と、日本の空港ですぐに入国できる欧米人には共通点があり、どちらも経済大国出身でほとんどの人の目的が短期間の旅行です。だから不法滞在の問題にされることはありません。

人間は生まれる国を選ぶことはできません

 人間は生まれる国を選ぶことはできません。その国の経済状 況により、外国に行って働かなければならない人もいます。貧しい国の人々は憧 れて欧米や日本などの先進国に行くのですが、貧しい国から来たと言うことで見下げられて不平等な扱いを受けます。全ての人間は人種・国籍・性別などによる差別や不平等な扱いを受けることなく幸せに生きる権利を持っています。外国人を収容する施設で、外国人に対する暴行は非常に残忍で許せることではありません。それは日本の恥です。そういう暴行の問題を無くすためには、まず外国人の不法滞在の問題について考えなければなりません。

外国人がなぜ日本で 不法滞在しなければならないかを考える

 最初に「外国人がなぜ日本で 不法滞在しなければならないか」を考える必要があります。外国人だってできれ ば不法滞在なんかしたくないはずです。外国人と日本人が協力して外国人が不法滞在しないような環境をるべきだと思います。不法滞在が無ければ発展途上国からの人達が犯罪者として偏見で見られることはなくなるでしょう。アリさんとジェーンさんが日本で非常につらい経験をしたことについては非常に申し訳なく思います。

(以上2000年9月17日付) 

戦争時から変わらない残虐性

 アメリカ在住の日本人女性です。

 今日初めてこちらの web site を読ませて頂きました。未だ半分も読み終わっていない状態ですが、胸が苦しくなる内容が多いという印象を受けました。私は日本国籍を持つ者ですから、日本へ入国する時は何を聞かれる訳でもなく、毎回素通り状態です。その横で、裏でこういう事が起きていたのかと思うと息が詰まります。

 私自身外国人としてアメリカに長年暮らしていますが、入国審査の際特別嫌な思いをした事もなければ、入国後もアメリカ国籍保持者と差別される事なく各種 benefit 、 service に参加する事が法律的にも社会的にも認められています。それと比べてしまうと日本の入国審査、管理の在り方というのはとても御粗末に聞こえますね。

 私の婚約者は中国系マレーシア人なのですが、彼が日本へ来る度に私は空港でどぎまぎ待つ事になります。それは矢張りこちらに書かれてある様な事が起こらないとも言い切れないという心配があるからです。

 インドネシアで暴動が起きた時に日本への難民申請を考えた友人がいたのですが、彼女は日本の入国審査で随分嫌な思いをしたらしく、相当な日本嫌いになってしまいました。他にも入国審査で起こるらしい様々な噂を友人から聞いているので、自然に日本の入国審査、管理への不信感は大きくなっています。最近日本の新聞で取り上げられた収容所での外国人への暴行は氷山の一角だったのですね。とても勉強になりました。

(以上2000年8月14日付)

 あの後HPを再度じっくり拝見させて頂きましたが、正直な感想は、日本には戦争時から変わらない残虐性が未だ残っている様な、少し背筋がゾッとする印象が残りました。そういう性質は「日本人」に残っている訳ではなくて「 system 」に残っているのでしょうね。そこがアメリカとの大きな違いだと思いました。アメリカは「 system 」の変化に柔軟に対応出来る国です。この日本の入国管理に関する問題からは日本の古い体質を引き摺り続ける政治家を連想してしまいます。ただ溜め息が出るだけです。こういう悲しい現実を変えようと努力を続ける方々がいる事にとても大きい感動を覚えました。これからも頑張って下さいね。

(以上2000年8月17日付)

 




朝鮮半島の難民、Kさん事件

 朝鮮民主主義人民共和国から脱出し、韓国への亡命を求めているKさんについて、支援者から以下のような内容のメッセージが届きました。Kさんの実名が乗せられていましたが、管理者の判断で伏せさせていただきました。

以上、2000年7月23日


(以下お便り、本文)

 私たちが、支援している韓国の支援団体が金大中大統領に嘆願書と建議書を出しましたのでその文書をお送りします。Kさんの最終弁論は10月30日(月)午後1時10分から1時30分、福岡地方裁判所の301号法廷であり、結審となります。現在、弁護団と準備を重ねています。 

(以上お便り終わり)


嘆願書

受信;金大中大統領貴下

内容;脱北者 Kの韓国受け入れを請願する嘆願

 歴史的な 南北首脳会談の 消息は南北間の 政治理念的障壁が崩れて韓半島で新しい歴史の帳が開かれ離散家族のの痛みを慰め,政治的な理由とそして生存のために北朝鮮社会を脱出し定處なく飛び交う多くの同胞らに希望を与えることを信じて疑いません.この歴史的意味が深い時点に本団体らは定處なく飛び交う一人の脱北同胞の涙ぐましい呼び掛けに接して決してそのまま通り過ごすことが出来ませんでした.K, 彼は既に88年北朝鮮を脱出して中国に滞留してなん回も 韓国への亡命を要請したが 拒絶され,ついに95年韓国への密航に成功して仲南泰安近海に到着して帰順を要請するに至りました. その後 3ケ月間 政府機関で 調査を 受けたが彼は 臨時に作って所持していた 中国公民書の為に 北脱出者でなく中国の朝鮮族として法務部から 強制退去命令を受けました. 彼のこの困った境遇を聞いて民主弁護士会の 安SANGUN 弁護士が 強制退去無効確認訴訟を提起したし,自民連 金一主国会議員は 彼の 身元保証をして彼は辛うじて放免されました, 98年 3月 訴訟が 突然に 取り下げになりながら彼を強制退去させようとしていた 出入国管理事務所の職員らが押し入りました. 彼は当時韓国に定着した一人の北脱出者の助けで日本に密航するに至りました.

 しかし日本はやはり 彼には馴染まない 土地ですので日本の地を踏むやいなや警察に捕らわれてしまいました, 日本の法務省に難民申請をしたが日本政府はやはり彼を中国に送還することに決定しました.これに国連難民高等弁務官事務所 東京事務所と日本民間団体で彼の 救命運動を繰り広げて, 98年9月 日本'Kを支援する 集い’が 発足して 多角度で活動した 結果 2000年 3月彼は 大村収容所から仮釈放になって彼を助ける保護の下 一日一日を 過ごしています.韓国人らが追い出した彼を日本人らが世話していて,彼は日本の法廷の決定を待つほかはない境遇です. しかしいつ日本政府がまた彼を中国に追放するかもしれない不安な 日々を送っています.今でも彼の切実な期待は死んでも北朝鮮の恐れから抜け出し韓国で生きたいということひとつしかないといっています.本 団体らは 至る95年6月から 98年4月までまる 3年間も 韓国で放浪した彼をどんな理由であれ 韓国政府が追放したことを遺憾に思います. たとえ 彼が 88年 北朝鮮を脱出した後中国で国籍を取得したとしても韓中修好の以前だったので方法がなかった点を勘案しも人道的な次元で彼を充分に受け入れることができると考えられます.そして 命をかけて韓国に密航して来たし、また中国への強制退去を逃れて、また日本への密航を敢行した彼の切迫した思いに私達が顔を背けるならば, 馴染まない土地日本を放浪する同胞をおいてどうして平安な寝床に付くことが出来ましょうか?これら皆 悲劇的な ことが日帝強占と南北分断によって起こされた事であるだけに, 南北が 統一に向けて大きく歩み踏み出したこの時点に私たちが 受け入れなければならないと思います.ぜひ 彼をこれ以上馴染まない土地で命を終えるように捨てるか, 日本法廷の決定に任せず, 彼の望むように彼が 韓国で 新しい 人生を生きれるようにして下さることを 懇々と訴えます.出来るだけ賢くて 賢明な 決定を 待ちます.

2000年 5月 2日                      嘆願団体 代表者 一同


 このページにご紹介するお便りは、いただいたお便りの中から、サイト管理人が勝手に選んだものを、筆者の了解の上掲載したものです。


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