そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!





作成日 : 2008.04.02
七里紫

そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!


むかし、あるところに
エミリー・ブラウンという女の子と、
スタンリーという、はいいろのウサギがいました。
なかよくエイリアンけんぶつや、さんごしょうでダイビング、バイクでサハラさばくをおうだんしたり、アマゾンのジャングルで木から木へとびうつったり、という具合にぼうけんしています。
ところがそこへ、女王へいか、グロリアーナ3世こと、おばかでわがままな女王からの使者が次々に来て「バニーワニーをひきわたせ」などというのです。
「あたしがいるのは、あたしのウサギなの。それに、なまえも
バニーワニーじゃありません。スタンリーです」
何度も追い返していたのですが、
「あたし、世界じゅうのおもちゃをもってるけど、
スタンリーほど、すてきなの、ないんですもん」
という理由で、とうとう女王がだいそれたことをしでかします!

ぼうけんの場面がコラージュで表現されているのが楽しいです。 女王へいかが「かわりに」提供しようとするおもちゃがどんどん増えていき、またエミリー・ブラウンの怒りが増していく、というのも絵本の定番の盛り上げかた。

さて、結末ですが。

無事にスタンリーはエミリー・ブラウンの元へかえり、そして、まあたらしい金色のテディベアが女王へいかのもとにのこります。

エミリー・ブラウンのアドバイスは、ぬいぐるみを含めたおもちゃとの、真摯なつきあいかたのひとつだと思います。

「このかわいくなくってあたらしいテディベアを、
だいてごらんなさい。その子と一日じゅう
あそぶの。夜は、いっしょにねるの。
しっかりだきしめて、いろんな
ぼうけんを、いっしょにたのしむの。

そうしたら、もしかしてある日ほんとうに、
じぶんだけのおもちゃに、気がつく
かもしれないわ」

こうやってたいせつな存在になった特別なおもちゃ(ぬいぐるみ)、その代替品には、やすやすとはなれないのです。


そのウサギはエミリー・ブラウンのっ!
クレシッダ・コーウェル ぶん: Cressida Cowell, ニール・レイトン え: Neal Layton, まつかわ まゆみ やく, 角口美絵 書き文字
評論社, 2008.03.01
26×29cm, (40p)


《amazon》 《bk1》 ≪boople.com≫  《楽天》



提携オンライン書店
≪amazon.co.jp≫ ≪オンライン書店 ビーケーワン≫
via
≪A8.net≫
≪オンライン書店  boople.com≫
via
≪リンクシェア≫
≪楽天≫
≪amazon.co.jp 詳細サーチ≫
≪bk1 詳細検索≫
≪boople.com本の検索≫   
≪楽天 詳細サーチ≫   

孤七堂 >「そのウサギはエミリー・ブラウンのっ! 」
http://hw001.gate01.com/athena/ko7do/084a/


「孤七堂」トップページへ「孤七堂 リストいろいろ」へ

七里紫の趣味のページ
[七里が森]へ
メールどうぞ Please e-mail. HZI06144@nifty.com